みなさんお元気ですか?
一月も中旬から下旬に差し掛かり、時間が”おいおいおいーー”と進む今日この頃。ボーっとしているとあっと言う間に時間が過ぎていきます。
さて、今回の記事は私が好きなワンピースから読み解き、これからの自分への考察を書いてみます。
毎度同じテーマを執筆していますが、手法を変えてこれからの生き方についての検証します。
漫画と共に半世紀以上過ごしておりますが、日々進化する日本の漫画世界は言うまでもなく日本文化だと思います。
数多くある作品の中で今一番好きな漫画は「ワンピース」です。
独特な作画、ストーリ展開の面白さは、日本のみならず全世界の言語に翻訳され、漫画、TVアニメ、映画などのコンテンツにおいて幅広く発信されています。
現在コミック101巻目
もはや説明の余地がない漫画です。この記事では詳細は割愛しますが、現在「週刊少年ジャンプ」にて連載中の作品です。(現在1037話 ワノ国編)
ブログ界隈でもこれでもかと言う位、独自に様々な考察記事が溢れ、更にYouTubeにも多くの考察動画が挙げられています。かく言う私がこの作品を読み始めたのは10年位前からで、コアなファンの方々から見ればまだまだ新参者です。
さて何がそんなに面白いの?
私は52年生きてきて、これまで数多くの漫画を読んできました。面白い漫画を選ぶ自分の中にあるポイント、言い換えると評価基準があります。
- 何度読んでいても面白い
- 常に新たな発見がある
- 独自の世界観があるなど
「ワンピース」について考えると、初めは海賊王になるルフィーの冒険譚としか認識していませんでした。しかし、読み進めるとそんな浅はかな考えを打ち砕く、様々な仕掛けが作者”尾田栄一郎氏”から読み取れます。
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作品を通して感じるものは?
物事を始めるに当たり最初は一人です。そこには確固たる信念を持って始める方もいれば、まだ輪郭はぼやけていても、まずは始めてみる方もいるでしょう。
ルフィーの海賊王への思いは、憧れの人より託された麦わら帽子を返す。そのためには海賊王になるんだと思い込んだところから始まります。
ここからは私の人生を織り交ぜながらの考察です。
一つ目”憧れ”
ルフィーのにはシャンクスという作中四皇(絶対的な強さを誇る海賊の称号)と称されている人物との出会いが第一巻より描かれています。この憧れの人と言うキーワードこれが物語のコアになります。
誰にも一人二人は憧れや目指す目標となる人がいるかと思います。両親、親戚、師匠、先生、友達など思い出されるでしょうか。そして私にもおります。
物語においても支柱がしっかりしていないと、ふらついたり倒れたりします。これは人生そのものにも通じます。
二つ目”仲間”
次に出会う仲間の存在です。現在ルフィーの仲間は9名。
ゾロ、ナミ、サンジ、ウソップ、チョッパー、ロビン、フランキー、ブルック、ジンベイです。
第一巻でルフィーは10名は欲しいなと言っており、旅先で目にかなった人物をスカウトしています。次に勧誘となりますが、ルフィーについてそれぞれに初めは海のものとも山のものとも分からないため、勧誘を断ったり無視したりします。そんな中で事件や物語などのエピソードが始まり解決するとお互いに分かり敢えて加入する流れとなります。
キャラ設定において、それぞれに特技、特性、役割があります。また人種も年齢も性別も関係なく、麦わら海賊団の仲間(クルー)として、やがてルフィーにそれぞれの命を託して冒険を進めて行きます。
現実世界で様々な人間関係がある中、親、友達、同僚、先輩など関係性が強い間柄は数多く存在すると思います。けれど命を託すほどの仲間はいるでしょうか。
私は月並みですが家族と即答します。みなさんにはいますか?
仲間がいるかいないかで、進む世界は違っていきます。
三つ目”目的”
この物語の最大の目的はルフィーの海賊王です。それぞれのクルーにも目的があります。このように主軸を明確にしつつ、サブキャラ独自の目的をも叶えていくところにワンピースが読者に支持される理由と感じます。
自分の思いを第三者に胸を張って言える、そんな目的はありますか?
目的を願望だったり、夢と置き換えても良いです。
シンプルに出来る出来ないかでは無く
やるか!やらないか!
進むか!留まるか!
多くの人はこの時点で尻込みしたり諦めたりします。私もかつてはその一人でした。
結果を出すのが恐い、もしできなかったら人に笑われてしまうなど周りの目が気になるのも分かります。きっとこれまでの教育や人生経験がこのような思考を作り出しているのかと思います。
私見ですが昭和、平成時代は何かと上述的な観念が支配していました。しかし、令和はそんなマインドでは勿体ないです。失敗して笑われようとも結果出来なくてもお構いなし。
誰の人生ですか?
そう誰のものでもなく自分の人生です。
行動には責任とリスクがつき、それは避けられない宿命なのです。自明ですが人は生まれ出たその時点から、死ぬ瞬間までこの宿命からは逃れられません。だけど、恐れる必要は在りません。なぜなら人は何らかの目的を持ってこの世に存在しているからです。
あとはやるかやらないか。進むか留まるかはあなた次第なのです。
4つ目”戦い”
現状を打破するために戦いは避けられないと思います。これは必ずしも他人や組織相手ではなく、どちらかと言うと自分との戦いが多いのかと思います。
「自分の敵は自分です」
何かのキャッチフレーズでしょうか?陳腐にも聞こえますがその通りだと思います。先程の目的でも述べましたが、自分とは厄介な存在です。10代後半の自我が確立し目指すべく道が見えた人なら常に戦いの連続でしょう。私はこれまでのらくらな人生を歩んできた人間でしたので、今がまさに戦いの真っただ中なのです。(おいおい!)
戦いが訪れる時期は人それぞれにあり、対峙したり逃げたりなどの選択肢も本人の行動一つではと考えます。
5つ目”それぞれの夢の彼方にある高みを目指して”
ルフィーをはじめ、各仲間には夢や希望があります。
- ゾロ:世界一の大剣豪になる
- ナミ:誰にも作れない航海図を作る
- サンジ:沢山の魚がいるとされているオールブルーを目指す
- ウソップ:自分のおやじのような勇敢な海の戦士を目指す
- チョッパー:俺が全てを治す薬になる
- ロビン:世界の空白100年の謎を解き明かす
- フランキー:俺の造った船で世界を見て回る
- ブルック:ラブーン(昔旅を共にしたクジラ)との再会
- ジンベイ:詳しくは現時点では記載されていないと思いますが、人と魚人との橋渡し
(かつて仕えていた船長フィッシャータイガーの想いを果たす)
それぞれに自分の掲げた思いを胸に船長であるルフィーの夢の手助けをする物語。現在連載しているワノ国編が終了すると、いよいよ海賊王へ向けて世界政府や海軍、残りの四皇などとの熾烈な戦いが待ち構えています。それぞれが目指す高みに向けて、海賊船サニー号と共に冒険は続くのです。
私の年齢から仮に100歳まで生きるなら、既に折り返し地点は過ぎました。これから体力や気力は若かった頃に比べ衰えます。
若かりし時代を振り返ると、ただ夢中であり闇雲に足掻いていましたが、50を過ぎると若干ですが周りが見えるようになってきました。
「私にとっての高みは?」
”自活できるようになる”
それは今所属している会社から離れても、生活できる手段や方法を確立するためです。つまり、経済的、精神的な独立を図る訳です。世間で言われている独立や起業を目指す。ただ現実的に現時点では
副業からのスモールステップです。一つずつクリアしていきます。

最後に
今回はワンピースを通して、自分のこれからを考察した記事になりました。ワンピース考察は数多くありますが、私は自分の生き方と作中を重ねて考察していきたいと考えております。この作品はこれからは、旧体制・現体制との戦いを通して、自分が目指すべく夢や目的に突き進んで行くと想像します。
これからのストーリー展開に目が離せません。
新たなる敵、助けてくれる仲間。作中世界の動向は今生きている私達の暮らしそのものを投影してなりません。ウイズコロナ、その先の世界情勢は激しく変わって行きます。自分の高みを目指してこの記事は今後も執筆していきますので、よろしくお願いします。
今回はここまでです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
次の記事で会いましょう。
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