今回のおすすめアニメ

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3月です。みなさんお元気ですか?

2022年になって国内外波乱尽くしです。今月はどうか平穏無事に過ぎて欲しいと願うのは私だけではないのかと思います。

今回の記事は私が最近良いなーと思うアニメについて書きたいと思います。
日本のアニメは本当にクオリティが高いですね。ブログネタに困ったらアニメ、漫画の考察は大いに助かります😁
それではどうぞ!!

新しいタッチのストーリー展開

今回紹介は「王様ランキング」です。簡単に紹介します。

作者:十日 草輔とおかそうすけ
連載:漫画投稿サービス「マンガハック」現在189話
(2017年5月20日から毎週土曜日更新)
アニメ:フジテレビ系列 2021年10月15日ー
漫画:KADOKAWAビームコミックス既刊12巻(2021年12月10日現在)
ジャンル:ファンタジー・冒険

<主要登場人物>
ボッジ(主人公)
彼はボッス王国の第一王子。生まれつき喋れないため人見知り。そして本来は巨人族であるにもかかわらず、容姿は人間の子供で力も非力。ただ優しい心の持ち主で継母、家臣や彼の周りにいる動物らに愛されている。
カゲ(友達)
暗殺一族の子供。作中序盤に母親や仲間を殺されている。孤児になり盗みなどで生き延びていた中、ボッジに出会う。何故かボッジの発する「あーあー」などの言葉を理解出来ることで、初めは素直なボッジから搾取していたカゲは、次第にボッジの心根に共感し守る立場となる。

<ストーリー>
世界観は中世ヨーロッパ風。王が君臨し国民を統治する世界。
そしてその王にはランキングがあり作中ボッジの父ボッソはランキング7位。やがて父が病にて崩御し、王位継承はボッジの他第二王子ダイダにあり、ボッソ崩御前に家臣に伝えていた王位継承はダイダを指名する。
ボッジは自分が王様に選ばれなく悲観するが、気持ちを切り替え、強い王を目指すために他国に家臣を連れて冒険に出ます。
ボッジの成長と彼を取り巻く人達との交流、葛藤、試練、戦いが現在進行していく…

考察1

私はアニメからこの作品を観始めました。キャラ設定で感じたのが、登場人物それぞれに
「柔らかいかわいらしさ」です。
一見癖のある絵ですが読み進めると自然と見慣れしっくりきます。
ボッジはこれまでの王族、中世騎士物などには無い、非力でかつ聾唖ろうあ者であり、周りの人からバカにされている。いわば「裸の王様」的な感じを受けます。
巻数が進むとそれまでの経験や「王とは何か?」を考え厳しい修行に励み、カゲとの友情を育み、生死を賭けた戦いを通して見出します。
決して非力で無知な人物ではなく、めげずに自分の考える道を進んでいる姿に感動を覚えました。

考察2

「王様ランキング」のランキングは今後様々な他国の王と出会い、交流を深め、あるいは敵対として戦うことで上下します。
繰り返しになりますが、私がアニメを観たところまでですが(第19話まで)、ボッジは現在ランキング2位冥府の王のデスハーの弟デスパーに剣術、精神論などの教え受け師弟関係となります。ボッジは巨人族です。外見やスキルをみるととても巨人族ではないです。しかし、見た目とは違い能力・ポテンシャルの高さは受け継いでいます。
そして、精神力・俊敏さ・不屈の精神より何度も苦労して培ってきた他者を思いやる気持ちから、敵対していた者・馬鹿にし侮っていた者の心に響いていきます。
作中の回想でボッジの母親は、ボッジが幼い頃に亡くなっています。その後継母になるヒリング弟のダイダの関係性、友達となるカゲの影響が彼の成長にどれだけ影響するか見どころです。
そして作中現時点で最大の謎とされている、父ボッソとボッソの側近だったミランジョの繋がりについて、これからのストーリー展開が楽しみです。

 

アニメ化され多くの人に伝えたいことは

「王様ランキング」など新たな連載形態は私が知らないだけで、今後漫画投稿サービスサイトは益々漫画文化に新たな潮流をもたらすと感じます。今更ながらですが、これまで週刊誌や月刊誌などの雑誌主体で連載されていた経緯から、SNSの登場でその気になれば、誰でも発表のチャンスがあり、知られる作品になると考えます。

現状TVは過渡期のメディアとして認識しています。ただ影響力は健在で放映するしないでは認知力としては雲泥の差があります。またアマプラ、アメーバ、ネットフィリックスなどのサブスクからのお勧め作品に出ると爆発的に認知されます。
小中学生の頃の筆者は某アニメ紹介雑誌を見ては、新たな連載作品を知りストーリ展開を心待ちにしていた。
今はSNSなどで拡散される時代。良いも悪いも瞬時にして全世界に知れ渡る中、出来るだけ良い意味での潮流に乗って欲しいです。

ライトノベルズの勢力もすごいです

私の好きな作品

「Re:ゼロから始まる異世界生活」
「無職転生 異世界に行ったら本気だす」
「転生したらスライムだった件」

など、これらの作品もアニメ化されてからは、更に多くに人の目に止まり新たなファン獲得になっています。

小説の映像化はTV、映画など幅広く行われています。歴史を調べてみると
1988年「ロードス島戦記」が走りのようで、歴史的にはまだ浅いですが、知名度は34年経過して今これらの作品においてカテゴライズされて確立したと感じます。
新鋭の作家に対して新たなプラットフォームが多岐にある現代は、表現者から見ると良い状況と感じます。
日本のアニメ文化はこの数年で爆発的に向上し、原作の忠実再現、別解釈、両方含んでいるものなど様々です。視聴者の好みでしょうが、昨今のアニメのクオリティは言うまでもなく、最新CG・VR技術を取り込み、映像による再現性が飛躍的に向上している点も挙げられます。
「鬼滅の刃」などをアニメで観た時思ったのが、映像の表現力に目を奪われてしましますが、やはり核となるラノベ・漫画のストーリ性が良くなければその後のアニメ化はあり得ない。
それだけ日本のラノベ作品のジャンルの多さ、アイデア、設定のバラエティー性には、かつて日本が輸出して多くの外貨を稼いだ鉄鋼や自動車・家電・コンピュータなどの産業に変わるポテンシャルを感じます。
(あくまでも個人的な見解です😁)

今後の展開

考察2でも述べましたが、アニメ現時点は第19話目。今週20話目になります。
内容については原作を読めば分かりますが、アニメを楽しみにしているため敢えて読んでいません。

現時点でボッジの父であるボッソは一度死んでいますが、かつてボッソに仕えていたミランジョの転生秘儀により第二王子であるダイダの体に入り込んでいてます。その結果ダイダの精神は暗黒の別空間に転移され幽閉されている状態です。

ミランジョについて、彼女は魔法使いでありミランジョの母親(魔法使い一族)とボッソは昔戦い、その戦でミランジョの父親はボッソに殺される。しかしボッソ自身も瀕死状態となります。
ただ何故かミランジョの母はボッソに回復魔法を使い生かす選択を取ります。通常かたきに対して生かす選択は余程のメリットが無ければなされないでしょうが、生かされたボッソの生存理由や母の一族が他国との戦に巻き込まれ流浪の民となり、かくまわれた国の人々によって搾取され、やがて幼少期のミランジョ共に殺される中で、それら国民に対する積年の恨みや恩人に対するボッソが取った行動。今後更に深く解き明かされます。

可愛らしいキャラ設定と奥深いストーリー展開に楽しみが止まりません。
現在フジテレビ、CSのアニマックス、アマゾンプライム、U-ネクストなどで視聴可能となっています。

TVアニメ「王様ランキング」第3弾本PV

興味ある方は一度観て下さいね。
おっさんですが、これまで観た漫画、アニメ紹介や考察は今後も行っていきますのでどうぞよろしくお願います。

今回はここまで

最後まで読んで頂きありがとうございます。
次の記事で会いましょう。

PS:この記事は2023年2月にリライトしております。一部情報が古い部分もありますが、当時のままで記載しております。

コメント

  1. より:

    こんにちは👋😃
    王様ランキング最高ですよね。

    どんな人でも、この作中に出てくるキャラクターに心揺さぶられるのでは、と思います。
    キャラクター設定がしっかりしてますよね。
    ある時はボッジの、ある時はヒリングやミランジョの気持ちになったりと、キャラクターに視点を合わせることで、何度でも楽しめる作品ですよね🤩👍✨

    • よしぱら よしぱら より:

      こんばんは
      霙さんいつもありがとうございます😊
      「王様ランキング」
      楽しく考えさせられる内容に毎週楽しみに観ています。

      仰る通りキャラ視点を変えることで、様々な考察が出来そうです。
      本日第20話が放映されていると思います。
      ボッジ達の冒険を刮目したいです。

      コメントありがとうございます😊

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