みなさんこんばんは
よしぱらです
これまで試験的にTwitterで不定期に上げていた企画です。この度ブログで本格始動します。
私は気が付けば福祉業界に20年生息してまして、色んな場面に遭遇してきました。
そんな中、読んで楽しいもの、笑えるもの、考えさせられるものなどを大喜利風にUPしたいと思います。
それでは今回ブログでは#1になりますがよろしくお願いします。
はじまり~食事介助にて~
その後の様子…

「Aさんそんなに見ていたら穴が開くよ」

凝視は止まらず、やがてBさんが食べる度にAさんも口をもぐもぐします

「よだれでているよ!」

だんだん落ち着いて座ってられなくなり前のめりになっていく
次の瞬間
「バターン」!!
「何だー!!」
大きな音が食堂兼フロアー内に響き渡る
入居者が使うテーブルにもアクリル板がそこかしこに設置されています。
Aさん余りに食欲が増して、とうとう目の前のアクリル板に前のめりになり過ぎてアクリル板をぶっ倒す…Ω\ζ°)チーン

「あ~あ!派手にやったなー!!」
我に返ったのか?それとも獲物を取り損ねたのか?
他入居者やら職員からやんや言われてしょぼくれるAさん
対面のBさんにも怪我はなく、別段驚きも無く気が付けばマイペースに食べ始める。
(うーんBさんも相当の手練れ。いつもAさんの凝視にもお構えなく食べられるそのメンタルは
神レベル!!)
倒れたアクリル板を戻すころにはいつものAさんに戻り
またBさんの食事風景を何も無かったがごとく、じーっと見ているのでした!!
(貴女もすごいよ😅)
解説
Aさんは一般的な認知症ではない方。今で言うところの発達障害の要素満載な方です。
本人の詳細な記録が無いため、認知症発症以前の経過が分からない方です。
ホームに来て2年が過ぎましたが、毎日が驚きの連続です。
私もこれまで知的障がいの方や精神疾患を患った入居者にはお会いしましたが、彼女ほど今まで会ったどの方よりも個性的かつ、いつも自由で本能が赴くままに生きている人だと感じています。
今までの福祉業界では、知的障がい、精神障がい者が65歳になると、これまで利用していた
「障がい福祉サービス」から「介護福祉サービス」に移行します。※1
更に深堀り
65歳を境にそれ以降は「障碍者福祉」から「高齢者福祉」に移行され、
『介護保険』優位となります。
ただこれまで利用していた障碍者福祉サービスにおいて、介護保険内にないサービス
例えば、「訓練等給付サービス」などは介護保険に無いため、市町村の判断で継続利用が可能なケースが有ります。
おわりに
今回はAさんの様子を大喜利風に紹介しました。今後もAさんは登場する予定です。
(だってとても個性的でいて、私が接してきた中で実は最も人間的な方なので😁)
認知症ワールドなど福祉の世界で繰り広げられている状況を伝えていきますので、今後ともよろしくお願いします。
今回はここまで
最後まで読んで頂きありがとうございました
次の記事で会いましょう。
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