みなさんこんばんは
よしぱらです
本日もホームで起きた場面を紹介します。
それではどうぞ!
祭りの朝
①悪臭(嗅覚)
②叫び声(聴覚)
③洗濯の山(視覚)

うわーこの量は一体!!
洗濯機周辺につけ置きしているバケツを複数見付けたり
掃除口付フチなし トルネード汚物流し
この様な汚物流しを病院、施設、グループホームなどでは必ずと言って設置している。ここでは
①汚れた衣類
②寝具
③靴
④その他などを洗う
このシンクの中にも大量の洗濯物を発見すると
出勤時より、かなり精神面がげんなりするのです。

これぜーんぶAさんのものだよ!
深夜からさっきまで続いたの…
本当に参ったわ😭
常日頃便秘気味なAさん
職員間で彼女の便秘状態のことを
「ロシアンルーレット」
と呼んでいる😨

イヤー大当たりだったかい!ご愁傷様…
それにしてもこの量はひどいねー

ほんと!いつも私ばっかり当たって
もー最悪だわ!!
それはロシアンルーレット
誰かが引き当てる過酷なゲーム
う〇こだけに幸運だったりして…😅
ホーム内に立ち込める強烈な悪臭と共に、疲れ果てている夜勤者の彼女には、もはや汚物を片付ける余力はなく。したがって汚物処理は早番で来た私の仕事になりました😭
それにしても当人(Aさん)はどうしているかって?

激しい便意と流れ出るう〇こに翻弄され、次第に意味不明な言葉を発し狂気の世界に誘われます。
やがて時は過ぎ戦いの終わった朝、窓から差し込む朝日は彼女を優しく照らし、その穏やかな表情を見ていると、安息の地に旅立った巡礼者が如く。
また、満たされた安寧に身を委ね、うたた寝をしているのでした…
ちゃんちゃん…
Ω\ζ°)チーン
解説
ホーム入所中の高齢者のほとんどが便秘です。
加齢により代謝力が衰え、加えて狭い空間内では運動不足気味になります。ただそれぞれに病気を抱え、激しい運動は出来ない人が多い。
そのため医師の処方により下剤や整腸剤などが処方され、排便コントロールをホーム職員が対応しています。それでも毎日のお通じは難しく、便秘が3.4日続くのは日常的です。
成人が1日に摂取する水分量は1.5リットルと言われていますが、水分摂取は特に認知症の方にはハードルとなります。職員はあの手この手で水分摂取を試みますが、毎回同じものを飲んでいると飽きて飲まなくなります。また糖尿病や腎臓病などで糖分・水分量制限を受けている方には、提供する水分の種類や量も注意が必要です。
適切な食事、水分摂取、運動、睡眠、ストレス発散など心身共に健やかに生活するのが大切ですね。
便秘について、現場では排便が2日出ていないと「マイナス2」と言い
5日目なら「マイナス5」と職員間で伝えて情報共有を図っています。
おわりに
今回はまたAさんに登場していただき便秘から排便。その後出過ぎた結末が惨劇だったことを執筆しました。
認知症の周辺症状は様々ありますが、便秘が原因なのは実に多い。
徘徊、妄想、情緒不安定、帰宅願望などです。
なるべく薬の力には頼りたくないのですが、現状使用しているため入居者個々の体調に合わせて、
早い排便を目指して日々奔走しています。
(なるべく職員が多くいる日中の開通を目指して!!😁)
便秘はとても厄介です!!
日々の生活習慣、活動のバランスを考えて入居者それぞれのサポートしています。
スムーズな快便!!
その先には入居者も職員もそれぞれがWin Winな状況になり、惨劇回数が減るのだと思います。
今回はここまで
最後まで読んで頂きありがとうございます
次の記事で会いましょう。
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