介護保険って良く分からん!!どうやって使うの? #2

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VOL.9

ワードプレスよりブログをスタートして一ヶ月が経過しました。
まだワードプレス自体の機能的なことが分からないことだらけで、記事数も一ヶ月経過時点でこれを合わせて9つ目です。


改めてこのブログのコンセプトは以下のようなことを書いていきます。

  1. 介護 福祉 それらにまつわる金銭的な話
  2. 介護保険制度 
  3. 福祉現場におけるよもやま話
  4. 時々雑記(書評など)

さて今回の記事は前回の
”介護保険って良く分からん!!どうやって使うの? #1”の続きです。

介護保険を利用するにあたり、経験上大きく分けて2種類あるのかと思います。

入院による場合
家族や親族もしくは本人が事前に調べて利用につなげる場合

前回はご家族が入院などにより、退院後介護が必要になったところまでを書いています。
今回は上記を踏まえ①のパターンで話を進めます。

親の年齢、性別、罹った病気、その病気の後遺症などで今まで住んでいた自宅で、一人もしくは同居家族との生活が立ち行かなくなった時、入院中から考えることになります。

入院してから数時間後、病院の医療ソーシャルワーカー(MSW)もしくは退院調整の看護師(DPN)などがやってきます。

ここで聞かれるのは以下のことなどが有ります。

  1. 年齢確認(40歳以上で医師が診断した病気で16の特定疾病に該当するか?(入院時のフェイスシート作成時の聞き取りも兼ねることあり)
  2. 現在介護保険利用しているか? Yes or No
  3. 2でYesならケアマネージャ(居宅介護支援事業所はどこか?)は誰か?
  4. 2でNoなら介護保険申請する? Yes or No
  5. 入院期間と退院後の生活拠点の有無
  6. 身障者手帳など障害福祉に関する手帳などの所持の有無

などです。

入院し気が動揺している中、矢継ぎ早に質問を受けます。
ここで、ワンポイント豆知識

改めて病院のこと、入院期間について


入院についての病院(病床)は大きく分けて一般病床、療養病床2つに分けられます。

一般病床初めに病気や怪我で緊急病院などに搬送されますがその病院のことを、急性期病院と呼び、症状により手術など行われます。この際の入院期間は概ね2週間前後。なお急性期病院は一次病院とも呼ばれ、3段階の緊急病院から成り立ちます。
詳しく知りたい方は以下で調べることが出来ます。

「一次救急・二次救急・三次救急は何がちがう?」病院の種類と時間外受診料について説明します。(LIMO) - Yahoo!ニュース
夜間や休日、突然の体調不良に見舞われた時、皆さんどうしていますか? 普段健康な大人であれば、しばらく自宅で様子を見てみよう、となるかもしれません。でも、お子さんや高齢者の方、また持病が心配、という場

よろしくです😄



その後はリハビリが必要なら回復期リハビリテーション病棟とそれ以外は療養病棟へ転院となります。
回復期リハビリ病床:入院期間は受傷部位、症状の程度により以下の入院期間が決められています。

対象疾患発症からの期間入院期間
脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経叢損傷(わんしんけいそうそんしょう)等の発症後もしくは手術後、又は義肢装着訓練を要する状態2ヵ月以内150日
高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頸髄損傷および頭部外傷を含む多部位外傷180日
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節もしくは膝関節の骨折、又は2 肢以上の多発骨折の発症後、又は手術後の状態2ヵ月以内90日
外科手術又は肺炎などの治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後又は発症後2ヵ月以内90日
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経、筋又は靭帯損傷後1ヵ月以内60日
股関節又は膝関節の置換術後の状態1ヵ月以内90日
厚生労働省が定める回復期リハビリテーション病棟入院基準より

療養病床障害などが固定され、すぐ自宅などに退院できない場合は慢性期の療養病床へと転院することとなります。

慢性期は療養病床(二次病院とも呼ばれる)に分類され、医療保険対応型病床介護保険対応型病床に分けられます。
入院期間3か月~6ヶ月で、あとは入院先によってはそれ以上の期間の入院が可能な場合はもあります。

入院期間はあっという間に2週間に達します。その間に主治医から病状の現状報告と今後の本人、家族の意向確認を行います。(このことをインフォームド・コンセント(IC)と呼びます)
IC後は頻繁にMSWなどと面談し、退院について話になります。

ただ様々な家族を見てきた経験から、病状などにもよりますが自宅(在宅)へ戻れる方そうでない方が出てきます。

退院後自宅に戻れない理由

  1. 退院後の自宅でのマンパワー問題(誰が看護・介護するか?)
  2. 1に付随しますが、これまでの当人との関係性の良し悪し(これとても重要です)
  3. 自宅の環境問題(ベッド、医療機器が置けない、介護環境が整っていないなど)
  4. 金銭面
  5. はじめから同居するつもりがなく、介護施設などに入れたいなど

ここから家族と病院再度の退院までの調整における攻防が繰り広げられます。
退院までの期間はシビアで、家族はとにかく次を早急に決めなけばならず、入院による現状認識もあやふやな状況から深く考える暇も無く、退院に向けたことを決断しなければなりません。
またMSWなどの職員も入院期間で次の場所を考え、家族の意向に沿った場所を提案し探さなければなければならず、病院の経営的側面と家族の意向調整の狭間に立たされ、ついには精神的に病んでしまう職員も出てくる環境下で働いています。

これがあまり知られていない(体験できない)高齢者が入院した際の現実問題です。
このことは他人事ではなく、誰しも関係のあることですので、最近親御様と会っていない方や老後のことについて話し合い、その時どうしたいか確認することが大切なことです。


今回はここまでです。

入院一つだけにフォーカスしても、かなり難しくややこしい内容ですので、じっくり時間を掛けて説明していきたいと思います。

次回は②家族や親族もしくは本人が事前に調べて利用につなげる場合
のパターンの時を書いていきます。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

それでは次の記事で会いましょう。


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