今年はこの数年の欲求不満解消に出歩く時間を多く設けています。7月は道東旅行そして先月末から今月初めに決行したのが、第二弾は”道北旅”です。
以前も書きましたが、北海道は広くまだまだ観て訪れていない街や自然など数多くあります。
昨今の流行病に気を付けながら、楽しく回っております。それでは今回は旭川周辺一点集中で回り、筆者が感じた今の旭川を書いていきます。
旭川~旭岳編~
まずは今回の旅における位置関係を👇

今回の宿泊場所はJR旭川駅前のホテルアマネク。旭川周辺と旭川の街を散策目的としています。
ちなみに筆者は楽天トラベルの先楽28日を利用してお得に宿泊。
楽天トラベルについて説明の必要はいらないと思いますが、
〇支払金額に応じてポイント付与
〇楽天カードのランキングにより、割引特典もあります
楽天生活圏の方々にはお勧めですよ。

旅行初日は旭川市街地より約1時間のところにある旭岳散策です。
旭岳は北海道最高峰2291mの山で、これを筆頭に周辺の山塊を大雪山系と呼び、一部は国立公園に指定されています。登山好きなら一度は登ってみたい山でしょうね。
それでは旭岳姿見の池散策編スタートです。
現地到着は14時過ぎ。当日は曇り気温は旭岳ロープウエイ周辺は20℃。これが山頂になると13℃まで下がります。平日でしたが観光客は来ていて、車のナンバープレートをみるとそのほとんどがレンタカー。時々他県ナンバーも見ます。
次はロープウェイ周辺の地図です👇

久々に訪れ(もう30年以上ぶり)周辺の様子も様変わりしているのかと推測されます。今回散策準備として下界と山頂の温度差考慮して、薄手のダウンを持参しこれが正解でした。到着前は半袖姿でしたが、駐車場に降りるやいなや既に肌寒く、このまま入山は危険と判断し旭岳ビジターセンターで、早々に
ヒートテックのスパッツとダウンを着込みます。
(8月にこの姿は早過ぎますが、山をみくびってはえらい目に遭いますからねー😓)
ロープウエイ駅より山頂の姿見駅への運行間隔は20分。これに乗った経験がある方なら分かるでしょうが、一度に101名を運べて所要時間約10分で山麓から(標高1100m)5合目(標高1600m)に到達します(おおー凄い!!)
普通運賃 | シーズン(10/21~5/31) | トップシーズン(6/1~10/20) | ||
---|---|---|---|---|
往復券 | 片道券 | 往復券 | 片道券 | |
大人(中学生以上) | 2,200円 | 1,300円 | 3,200円 | 2,000円 |
小人 | 1,500円 | 900円 | 1,600円 |
1,000円 |
上記より更に団体割引、障碍者割引などあります。
30年振りの光景

運賃にビビりながらも往復券を購入。待機所には旭岳の紹介映像が流れて、山頂の様子や四季の移ろいを紹介しています。本来なら観光客が大勢いるのでしょう。今回は私達を含め乗者は20名位でした。乗車のため待機所で一番最初に並び、乗車アナウンスが始まると、そそくさと前の席を陣取りして出発を待ちます。
入場終了から発車のアナウンスとベルがなり、ロープウエイがゆっくり進み始めます。

風が無いため、揺れはさほどなく快適に進んでいます。眼下に広がる景色は所々にトドマツでしょうか、樹皮が丸裸の木が見え、山頂に向かうにつれ木々が低木になり至る所でガスが発生し、景色が徐々に変わります。
時折鉄塔通過時の揺れにはビビりましたが、気持ちの昂ぶりがそれらを越えてワクワク感が増します。

車窓から周辺を見ていると、靄と山肌の露出している個所や低木に変わり、高山ならではの風景が見えて来ます。10分間の移動もまもなく終了。
もし、登山ルートから山頂を目指すと今の筆者の体力ではどれ位掛かるのだろうかと考えていました。
(うーん分からん!!😁)
文明の利器に改めて感謝です。

下車後通過するのが姿見の池駅構内。様々な旭岳の現在が分かるインフォメーションボードなどがあります。その後駅構内に常駐している山岳ガイドさんから、山頂周辺の散策諸注意などの説明が行われます。
ここはしっかり聞いとかないと道に迷う人がいるようですね😓。
さて、今更ながらのここに来た理由ですが、やはりパワースポット巡りから。
旭岳は活火山。
山より煙が上がっており、火山性微動や地震が起こっています。また、当日も現地調査に環境庁の職員数名が入山され噴気口調査していたようです。
駅を出て早速妻と一緒に5合目付近まで登ります。途中沼や池が数か所見えて来ますよ。

更に進むと見えてくるのがこちら👇

すり鉢池と鏡池二つを夫婦池と呼ぶようです。当日は曇りでしたが雨降りは回避し
風が無かったのが幸いでした。この先も岩場のアップダウンが続きます。
(日頃の運動不足が響きます!!)
今回のメインポイント到着
夫婦池より登り進むと風景はよりダイナミックに変わります。最終目的地は姿見の池。
時間を掛けて散策路を登っていくと、山並みから煙が立ち上る噴気口が見えて来ます。
池に到着しまずは一休み。落ち着いた後に周辺撮影。

猛々しい山姿と姿見の池の佇まいから、対比するのには良いアングルです。
「静と動」「男と女」など例えたくなる光景。また、足元から伝わる振動がまるで
大地の息吹の様に感じられ、今まさに生きている地球の凄さを感じずにはいられない。
展望台には先客が数名いましたが、早速妻と一緒にグラウンディング・瞑想を行い、
目には見えないパワーを全身に受けます。これまで数々のパワースポットに出掛けましたがこの場所は明らかに凄まじいですよ😆

撮影場所を変えて池を見ると逆さ旭岳が映りこみ、余りの美しさにここまでの散策の疲れが一気に吹き飛びます。

左にそびえたつ建物は「大雪山 愛の鐘」1962年12月に起こった遭難事故慰霊塔です。
登山は標高が高くなればなるほどリスクは上がり、更に季節や天候、活火山かでも左右されます。
ちょっとしたハイキング気分で訪れる山もあれば、重装備の上携わる人数が多く見守る
登山など、楽しさの反面自然の力を侮るのは危険であると新ためて思うのでした。

緊急避難場所として作られています。訪れた時は入ることが出来ませんでした。
そして木の小型の建物はトイレです。このトイレは俗に言う「ぼっとんトイレ」ですが、ロープウエイ駅で簡易トイレ袋が販売されており、袋をトイレに設置して使用後持ち帰るようです。
この標高までなら、トイレの後片付けは自身が行うスタイルですね。
(今は本当に快適な生活をしているため、トイレについての有難さを考えます🤔)
さて、それでは姿見駅に戻ります。
ちなみに、この展望台から旭岳山頂を目指す登山道があります。
当時は、登頂後戻ってきたとおぼしい女性3名が下山準備していました。勿論フル装備でしたよ😉
帰りは下りになります。この姿見の池周辺散策路は環状化しており、駅から見て左右どちらからも回れます。今回私達が進んだコースは時計回り(左周り)です。この散策路は大きく3つの登山コースの分岐点にもなっていました。
最後は散策路から見える高山植物をご覧下さいね👇



この他にも数多くの高山植物が咲いており、植物ファンにも良い散策になるでしょうね。
今回のおすすめ商品
旭岳の後訪れた「大雪旭岳源水」は、これまた凄いパワースポットで地元の方達を始め、多くの天然水ファンが来ていました。現地で直に水を飲みましたが、とてもまろやかかつ雑味が無い水でした。
そしてその水は麓の旭川市東川町に流れ、地元の美味しいお米の源にもなっているのです。
道の駅ひがしかわ「道草館」で購入したお米「おぼろつき」を今食べていますが、こちらも生産から出荷までこだわりの逸品です。
佐竹さんのお米「おぼろつき」は、低農薬・減農薬・無農薬にこだわった米作りをしている農家。減農薬のお米は作付けの過程で一番虫が付きやすい時期に稲を守るため、一回だけ低農薬で散布するなど、出来るだけ農薬を使わないようにこだわっている特別栽培米。味の評判も良いことで有名と道の駅の販売さんから教えて頂いたお米です。
私が購入したのは昨年度の米でしたが、まもなく新米が食べられますよ。
この2つをお勧めします👍
まとめ
今回は旭川観光の旭岳編でした。
一周約1.5時間(1.7Km)の姿見の池散策を通して、改めて自然の雄大さや凄さを実体験出来ました。
正直ロープウエイの運賃は初めは高いと感じましたが、現地に足を踏み入れた途端、そんな思いは吹っ飛び、喜びと感動の時間を体験出来て有難い限りでした。
そして、天候こそは曇りでしたが、翌日以降は大雨だったので旅行期間中としてベストチョイスでした。
今回の旅のポイントまとめてみましたので参考にして下さい👇
- 旭岳にこれからの季節散策する際は、天気を必ず確認しレインコートやダウンジャケット、
ヒートテックなど防寒を含めた下着や手袋などの準備はマストですよ。 - 着替えはロープウエイ駅前の旭岳ビジターセンターで着替えると良いです。
- 駐車場はロープウエイ駅にもあるけど有料で1日500円。
すぐそばにある旭岳公営駐車場(旭岳ビジターセンターのある場所)は無料です。
ちなみに車中泊希望ならロープウエイ駐車場が良いでしょう。(比較的平たい駐車スペースなので) - 旭岳姿見の池散策は必ず、最低でもスニーカー出来ればトレッキングシューズで。
また雨の日は長靴持参も忘れず、風雨対策は傘はNGです。
(散策路はアップダウン大変な個所があるので、両手は使えるように) - ロープウエイ駅・姿見の池駅の運賃や売店を含めカード決済が出来ますよ。
これからの季節はまさに紅葉そして、初冠雪からの冬山へと見どころが変わります。
北海道最高峰の場所に出掛けてみてはいかがですか!!
今回はここまで
最後まで読んで頂きありがとうございます
次の記事で会いましょう。
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