これまで数多のアニメを観てきたよしぱらです。
アマゾンプライム導入後、視聴回数が爆上がりな毎日です。
今回は2022年に放映されている筆者おすすめアニメ作品を紹介・考察します。
attention!!
この記事はネタバレが含まれます。作品をまだ観ていない方はご注意ください。
これはいわゆる バディものですか?
リコリス・リコイル
出典:エモい‼スマホ壁紙辞典
https://kabegamix.net/lycoris-recoi
右赤い服の少女が錦木千束 左青い服の少女は井ノ上たきな
中央にいるのが春川フキ
こんな方におすすめ
✅ガンアクション系が好きな方
✅ガールズ系が好きな方
✅窮地からの復活系が好きな方
✅友情・信頼・バディ系が好きな方
~あらすじ~
舞台は東京。治安の良さは現状の日本より良い設定。その役割を担っているのが決して表には出ない組織DA。物語では現在の警察・公安とは別の独立した組織で、構成員は全て女子孤児。幼少期から暗殺を叩きこまれ、犯罪を起こしそうな個人・団体を特定して、チーム・グループにて犯罪者・組織などをせん滅してきていた。
本作の主人公は2人
錦木千束(17歳)と井ノ上たきな(16歳)
本編は銃密売の現場に潜伏していたDAとテロ組織との銃撃戦から始まる。テロ組織にDAの隊員一人が人質になり現場は膠着状態に。DA本部より待機命令の最中に謎の通信障害が発生。
現場で指揮を執っていた春川フキのチーム所属「井ノ上たきな」の単独行動で状況は一変し、人質のリコリス以外、テロリスト全員を射殺し事態は収束する。
事後処理に関して、銃密売の動機解明が不可能になり、DA本部からの命令無視の責任を負い、たきなはDA本部勤務から独立部署の「喫茶リコリコ」へ転属を命じられる。
そして、物語が始まる…
みどころ
主人公のストーリ
DAへ復帰を望むたきなと喫茶リコリコで働く、伝説のファーストリコリス錦木千束との出会いが、これまで仕事以外の物事にまったく興味示さなかった、たきなの心情を千束が少しずつ変えていく。考え方・生き方・身体能力などあらゆる点で違う二人が一つずつミッションを二人でクリアしていく中、始めは反目していたたきなが、千束に惹かれてゆく過程が心地良いです。
また、物語が進む中で千束のある秘密が重要なキーになっていきます。
~その2~
脇を締めるキャラ
転属先の「喫茶リコリコ」の店主ミカ 従業員中原ミズキ 作中途中から協力関係になる天才ハッカークルミを中心に物語は進みます。
そして今シーズン敵は千束と同じ、謎の組織「アラン機関」から支援を受けている、真島。
彼にも千束同様にある秘密が隠され、現日本の体制や状況を疑問視する過程から現政府に対するテロを決行する。彼が率いるテロ組織との戦いがメインとなり進んで行きます。
~その3~
ガンアクション
千束は本人のギフトである超人的身体能力により、敵の弾に当たらない。
この光景は映画「マトリックス」のネオが敵エイジェントの銃撃をかわすシーンを彷彿させます。一方たきなも卓越した射撃能力で千束をバックアップします。
また千束が使用している弾丸は殺傷能力が無いが、使用理由に秘密があります。
真島も千束とは別の身体能力から、両者の戦いは彼らの出会いを回想編と現ストーリから作りこまれています。
~その4~
情報戦
作中クルミともう一人、真島との協力?関係であるウイザード級のハッカーロボ太とのハッキング戦が描かれています。どちらもハッキング不可とされている、DA本部のスーパーコンピューターにハッキングし、物語の重要な場面を演出しています。
ドローンを駆使した索敵シーンは、現在の戦争そのものでロボ太の異常なまでにNO1ハッカーに固執する姿と、あくまでマイペースなクルミのハッキング対決も見どころです。
本編には視聴者を虜にする要素はまだまだあります。ご自身の感性を通してご覧下さい。
探していたもの・求めているものは?
たきなはDA本部の復職を望んでいて、なかなか「喫茶リコリコ」に馴染めない。千束はそんなたきなと接する中「結果は変えられない 今出来ることをやってみて」と諭すシーンがあります。
人は様々な経験を通して、成功や失敗を体験します。現状に満足出来ない事柄はきっと多くあります。
原因と結果は一つの現象に過ぎず、その体験を通して何を感じ学ぶか。
けれど人は弱いものです。いつまでもウジウジして腐っている人もいれば、結果を受け入れて前に進む人もまたいます。
話が進むにつれ、たきなの中でDA復帰が最大の目的だったはずが、千束との生き方をまじかに接する中で、「私はこの人(千束)を守らなければ」と思い始める展開に進んで行きます。
一方千束は今の自分にしてくれた恩人を探しています。作中人物は分かりますが、何故恩人は千束に特別な待遇を付与したのか?
作中キーワードとして出てくるアラン機関。この組織は千束と真島に関係のあるものです。一見慈善団体の様な光の側面と、人には知られていない影の側面があります。千束の特別待遇付与には組織にとって影の側面が影響されていると描かれています。
人が他者に対して願いおこなうこととは?
宗教や倫理に留まらず、人には他者に対して何らかの願いなどの気持ちが芽生えます。
②見返りを求めた行為
②はある意味損得勘定を持って他者に接します。
どちらが良いとか悪とかではなく、本来人として持ち合わせた本能と思います。
「喫茶リコリコ」にはDA時代と違う案件が舞い込み、それらの事件や問題の解決は、これまでのミッションとは違いたきなには新しい感覚です。やがて、たきなが千束の秘密を知った時、二人はお互いを守り信じあう強固なバディとなっていくのです。
まとめ
今回はリコリス・リコイルの紹介・考察でした。
今まで筆者が観てきたアニメの中でバディものとして『TIGER & BUNNY』『ダーティペア』『シティーハンター』など数多くあります。いずれの作品も正反対なキャラ同士が協力して敵を倒したり、求めていたものを見つけるストーリだったです。
今作品の設定として、キャラがかわいい反面、孤児から戦うことをいやおなく刷り込まれた環境下から、リコリスとして犯罪者を一掃する仕事を負い、いつ自分が死ぬか分からない世界の中で生きています。
現実として命を賭ける仕事を考えると「警察・自衛隊・消防など」一部の仕事に限定されます。
作中の彼女達は過酷な現状を生きる反面、普通の女の子としても生きています。このアンバランスな対比や心理面の葛藤など深く視聴者に問うのかと感じました。この記事を読んで興味を持った方は是非ご覧になって下さいね。
常連客はいずれも、訳ありな感じの方ばかり。それぞれが店主や千束、たきな、ミズキたちに会いに来ます。
この店が終了する頃、常連客達と決まって小上がりでボードゲーム大会が行われます。その光景は何だか、放課後友達の家で遊ぶ学生時代を思い出します。
また、経営状態が悪かったリコリコを立て直すべく、たきなが考案したパフェがSNSでバズリそこから繁盛店になる描写がおかしいです。
そこで、今回のおすすめ商品は、まずはボードゲームです。
コロナ前は実際プレーできる専門店までありましたね。またコロナ感染者が増えてきているので、気の知れた家族や友達と年末年始に遊んでみるのはいかがでしょうか?
ボードゲームを調べてみると、私の子供の頃とは比べようない位様々なタイプのゲームがあります。
初めは「カタン」です。
1995年ドイツ生まれの世界累計販売数30000万個凄いゲームです。
内容はカタン島が舞台。プレイヤーは開拓者として島に降り立ち、資源カードを集めて道を伸ばしながら開拓地を広げていくものです。
このゲームはリコリス・リコイルの中でも遊んでいると思われるシーンが出て来ますよ。
次はやはり古典ゲームで外せないのが「モノポリー」でしょうね。
アメリカ生まれの名前だけは知っている方も多いでしょう。筆者も小さい時に遊んだ記憶がありますが、難しいゲームです。大人の今ならゲームの真髄がわかるかもです。
最後のおすすめ商品は
たきなの作ったパフェです。実際は出来立てのパフェを喫茶店で食べたいですが、今は自宅でも満足できる冷凍パフェがあるのですね。筆者は北海道民なので今回はこちらの商品をおすすめします。
実際たきなが作った贅沢パフェは美味しそうです。そう言えば北海道は「閉めパフェ」元祖の土地です。寒くても家の中でストーブをガンガンたいてアイスを食べる道民。今は飲んだ後の閉めのラーメンから閉めパフェへと幅が広がりましたね。
さて最後にリコリス・リコイルの特設サイトについて下に貼っておきます👇

筆者のアニメ関連の記事はこちらより👇
今回はここまで
最後まで読んで頂きありがとうございます
次の記事で会いましょう。
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