令和5年度が始まり2023年も早4か月目になります。今年は雪解けも早く例年より道内も草花が咲乱れる時期になると思います。4月初めはエッセイでスタートします。
新旧について
さて、筆者が働く職場では古参の職員が異動になり新しい職員が一人入職した。本来ならまだ慢性的な人材不足な業種、更なる増員を望みたいが追加増員は叶いません。これは介護だけではなく、様々な業界でも同じ状況かと思います。
そんな中、新人の方は職場に新たな風を運んでくれます。その方のこれまでの経歴やスキル、何より人柄でしょうか。
引っ込み思案な方
良くしゃべる方
寡黙な方…
など人は様々です。
認知症高齢者グループホームにて、新しい新人からの刺激はどのような化学反応を起こすか今後の活躍が期待されます。
そして旅立った古参の職員も新たな新天地ではやはり新しい風になります。これまでの経験を活かして新しい環境で新たな自分を発見できるでしょう。異動は組織にあって大切なイベントです。新陳代謝は世の常であり、滞留が続くと水も人間も腐りますからねー。
筆者もこれまで数多く働く場所を変えてきて新たな場所での出会い、気付き、学びなどがありました。いつも新天地で心掛けていたのが「笑顔」でした。
笑顔はスパイス
よく言われますが笑顔が良いと、周りの人の気持ちをほぐします。
接客・対人支援など人との触れ合いの中では、もちろん挨拶も大切ですが、笑顔とプラスして挨拶をすると効果倍増です。
新天地で初めのうちは慣れるまでは、周りからは警戒されたり無視されたりします。筆者もそんな経験の一つや二つありましたね。けれど笑顔を続けていくうちに何か状況が変わってきます。
それは場の雰囲気が変わり挨拶も無かった人から挨拶があったり、職員を始め入居者からの言葉数が増えていつの間に会話になっていたりなど、人との関りはこんな些細な行動の積み重ねで変わって行きます。
それだけ笑顔には周りを元気にしたり、明るい雰囲気にするスパイスの様な効力があるのだと思うのです。
新年度は改めて新しいチャレンジにもってこい
良く物事の開始時期のタイミングについて話題になりますが、新年・新学期などの新年度はまさにベストタイミングです。
気が付けば今の世の中時間は速く過ぎ、休日などは下手をすれば朝起きてから夕方までだらだら過ごして一日が終わるなんて何度も経験してきました。
日々の生活を振り返ると、同じルーチンの繰り返しで刺激が少ない毎日を過ごしている人は多いのでしょう。筆者も仕事・プライベートは新しい取り組みにはかなりご無沙汰しています。
もともと人は変化を嫌う生き物でして、その元締めは言わずと知れた自分自身であり、更に厳密に言えば「自分の脳の働き」からです。
脳をだましてやれ
脳科学の分野は面白いです。様々な本や動画などで脳についての特性は紹介されています。
その中でも新しい行動が出来ない要因として
・脳は現状維持がスキ
・新しい行動リスクを避けているなど…
これらは生死が些細な出来事で左右された時代の名残りと言われると「そうなのか」となります。
ただ現代おいては、さほど生死の危険性がある出来事に遭遇するのは平時下であればほとんど無いのかと思います。
読者においては今なお「今もコロナ禍ではないか!」とか「交通事故は今日も起こっているぞー」とか
ネガティブ情報が絶え間なくネット・TVからバンバン流れてきます。
ただそれらは「今の自分に起こっている?」
と問うと
そうではない方がはるかに多いと思うのです。脳は現状維持のためにはこれらのマイナス情報を一杯収集して、私達を牢獄?に閉じ込めて置きたいのかと勘繰る次第ですねー😨
そんな現状打破したい方は沢山いるでしょう。
理由は様々であり
・勉強して試験の点数もっと上げる
・資格取得して転職する
・新しいスキルを身に付けてなりたい自分になるなど…
目標・目的・決意は人それぞれです。ならば最大にして最強の脳との戦いになります。
アメとムチ!?
「三日坊主」は筆者のためにある言葉です😅
新規行動はやり始めよりも、経験上継続にこそ難しさがあります。そこで登場が「アメとムチ作戦」
アメは報酬でムチは罰則です。
ここではアメ7:ムチ3の割合で筆者は行動に移しています。ちょっと甘いのではと思われるでしょう。
これまで割合を何度か変えてみましたが、ムチを多くするとその時点で計画は挫折し、アメを8、9にしても自分に甘くなりすぎてダメでした😓
ただ新規行動は難易度ややる気度により継続の度合いが変わります。
自分の法則なので新規行動立ち上げから、継続の有無について柔軟性を持ってやっていただけると良いです。
さてアメは報酬でしたが、この報酬はちょっとしたもOKです。
今更ですが女性の方々は上手に使っているでしょう。いわゆる「自分へのご褒美」ですね。
ちょいと美味しいお店での夕食
欲しかった靴など自分へのプレゼントなど…
もう一方はムチは罰則でしたね。
これは前段階で新規行動を他人に宣言すると発動効力が上がります。
例として「ブログをはじめる」とします。
ブログ立ち上げから記事の執筆開始、始めは楽しさなどで続くかと思いますが、そのうち書くネタがなくなったり、仕事後などの疲労感が続くとサボりはじめます。
そこで罰の発動です。
あらかじめ他者にSNSなどで記事執筆を2日空けたらコンビニなどに置いてある募金箱に1000円募金するなどを公言しておきます。
そこで現実にそうなったら募金になり、実際募金したか証拠のために様子を写メする。1000円位なら全然何ともないなら、金額UPしておくとおいそれ休みは出来なくなります。
こんな具合でアメとムチを自分なりに設定するのが継続の秘訣だと提案します😁
あ!ところで「脳をだます」の話途中でしたね。話を戻しましてこれは情報収集についてのテクニックです。
✅情報収集が進むと本人が思っている事象が目に入りやすくなる
✅繰り返し見聞きするうち行動に繋がり結果物事を引き寄せていく
「脳をだます」とはちょっと違いますが、脳の特性を利用するとなりたい自分に近づくのは間違いないです。「願えば叶う」でおなじみの引き寄せの法則のフレーズです。
引き寄せの法則は何だか胡散臭いとおっしゃる方もいるでしょうが、脳の特性を活かした手法なのですね。
引き寄せについて書いた過去記事あります👇
今回のおすすめ商品
この本は有名過ぎますが、筆者も新規行動を行うに当たりとても役に立つ考え方を教えてくれました。
「始めるのに遅すぎることはない」
どの年代方にも当てはまると思いますが、本書は自分の可能性を見つけ出す12週間プログラムメソッドが書かれています。
これまで諦めていた趣味・仕事などもう一度やってみたい人には、まずはこれまでの自身の行動における棚卸から。そこから見えてくるはこれまでの自分です。
②アーティスト・デート
③ソロ・ウォーキング
この3つがこの本のメソッドです。各ポイントについては
①モーニング・ページ
朝のまっさらな頭で思考をスッキリさせる方法。アファメーション・瞑想的な要素も強く、一日の始まりには良い行動です。
②アーティスト・デート
これまでやっていた、もしくは興味があっても出来ていなかった趣味・仕事などについて、再度やってみるきっかけ作りのヒントが書かれています。
③ソロ・ウォーキング
日々の忙しい毎日から抜け出して、一人で出掛ける楽しみとその中で自己との対話が生まれます。
①②の行動を通して実際見えてきた行動などが今後出来るか否かを見極めます。合っていれば続けられ合わなければ次の行動を行えば良いのです。
まさに今時期におすすめな一冊で興味ある方は是非本書読んで下さい。
読み進めると何か発見があると思いますよ。
まとめ
今回はエッセイとして「新規行動は年度初めに行うといいです」を書いてみました。
新年度は夢・希望に満ち溢れ、新たな自分が進んで行きます。
コロナ対応は今年度より大きく規制が撤廃され、コロナ前の様な自由に出歩ける日常に戻ればと思います。またこれまでの世界と大きく変わった、人との距離感や人の価値観において何が必要で必要でないかの線引きがはっきりしたのかと感じます。
あなたにとってどうですか?
・譲れない価値観は何ですか?
・優先すべき物事はなんですか?
そんな考えるきっかけの4月になればと思います。
今回はここまで
最後まで読んで頂きありがとうございました
次の記事で会いましょう。
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