月初めのエッセイを月末に執筆しています。今月は表題通り学び直しの期間に充てましてブログ更新が大幅にずれ込んでいます。自分の中で月4本の記事UPを目標にしていますが、今月と来月は大幅に減りそうですが出来る時にUPしていく予定です。
さて前置きはこの位にして、「学び直し」と聞いてみなさんは何を思いますか?
②新しい分野へのチャレンジ
③今まで使用していた技術・学びの振り返り
④就学・就職・転職のきっかけ…
これ以外にも考えられるでしょうか。では筆者がなぜ学び直しをしようとしたかを綴ります。
人生の転換時期
現在53歳の筆者はこれまでも当ブログやnote にて私のことを書いています。
これまで転職を複数回繰り返して、現在は認知症対応型共同生活(グループホーム以下グルホ)で働いています。幸いなことに私の勤める法人は複数の医療・介護関連の部署があり様々な現場でその時々の利用者・入所者・入居者そしてそれらに関わる家族と接してきました。
筆者がこの仕事に就いたのが22年前。あれから現在の社会情勢や介護福祉の現場はガラッと変わっています。
現状言われている少子高齢社会は、人口減少や都市部への人口流失からの過疎化、交通・物流問題など読者の方々のお住いの地域においても実際に肌感覚で感じられているでしょうね。
さて筆者の業界で言われている
2025年問題
(日本における75歳以上の後期高齢者が急増する社会問題)があります。
また国の福祉政策の根幹にある医療・介護・障害分野の同時改定が2024年にあります。
これは何かと言いますと、上記分野は公費(税金など)によって賄われています。
平たく言えば、例えば病院に行って診察・治療・入院などの時に支払う自己負担割合や前述サービス提供後の対価として国から受け取る金額を決めるものです。
年々利用者が増えれば費用は上がり、国はその財源を増税や医療介護費などの負担割合を上げるなどの対応です。
医療介護などの業界と民間企業と大きな違いがここにあります。
自分達の工夫や頑張りで大きく利益を上げられる民間企業と公費などに縛られている医療介護障害分野の違い。
さて、そうした現状を踏まえて最近の筆者の心境は以下となります。

現場に対する思いの変化
年々介護分野の利用者は右肩上がりです。
高齢者が増えている今なら「そうか!」となります。
ただ高齢者の誰しもがこの介護保険サービスを利用するとは限らず、年を取れば持病を個々に抱えているでしょう。それらと上手く付き合いながら元気に過ごしてる高齢者の方が圧倒的に多い。それでも年々サービス利用者数が増えているのも事実です。
この数年の実感ですが、コロナ前より他の産業就労者数と比べても人気無く、慢性的な人手不足で求人を掛けても集まらず。
そして膨れ上がる利用増からの介護費は前述介護報酬改定においては低水準の微増もしくはマイナスでした。
結果業界の現実は「きつい!給料が安い!」などと更なるネガティブ化となり、それに追い打ちをかけたのがこの数年のコロナでした。
筆者の職場もクラスターになり、過酷な状況下で働いた当時を振り返ると
「参ったなー!いつまで続くこの状態…」と日々感じていました。
この体験はまるで戦時下や災害時を想起させ、今の職場(法人)のスケールが大きいため、医療・物資面でバックアップ体制が取れていたのが幸いでした。
けれどクラスター認定後は、職員全員が罹患しスタッフ不足の発生となり、別の施設からの応援はありましたが、軽度罹患職員から順次復帰要請から現場復帰し、その後は長時間労働、休日削減から現場はみるみる疲弊していきました。
本当に終わるのかと思ったクラスターも数週間後には収束し、今は当時のことが嘘の様思い返しますが、この時の経験が筆者の現場での仕事に対する思いの変化を引き起こすのでした。

潮時かな?
あのクラスターから正直一年以上過ぎたのではと、日々の業務に忙殺され錯覚していましたが実際は約半年程度の経過です。
ところで、現在職場では今後を見据えて業務のIT化が始まり、業務見直しの一環として介護記録変更が進んでます。
具体的には現状の手書きからPC入力なのですが、移行期の今は両方行っています。しかし明確な完全PC移行を示していないため、現場はまたしてもただの業務増です。(名ばかりIT化よ!休息無しの夜勤時はとても辛い…😫)
更に現在は欠員分の正職員の補充や他部署からの異動が無く、非正規(派遣含む)や外国人技能実習生で現場を回す現状になっています。
筆者は経営側では無いのでこの対応の詳細は分かりません。ウイズコロナの中、箱(新施設建築や既存施設の改修)に注力し、定期的な人材採用を行っているものの、現場の増援には至らず。
介護部門の赤字を挙げた人件費抑制、こんな状況はこれまでも度々ありましたが、筆者も年齢を重ねて何だか疲れました。
(ほとんど愚痴です😫)
前置きがすっかり長くなりました。
筆者は業界歴は長くなりましたが、どうやら同じ部署で長期間働くのが合っていないタイプの様です。
グルホ歴9年目、様々な思いが過る中
「このままでいいのか?」
俺!!
これから50代後半になり、このままグルホで良いのか?
幸い?…なのか福祉業界は多業界と比べて人手不足業界
”50代でも同業種への転職がしやすい”
のです。(もちろん保有資格にも依りますが)
しばらく抑えていた旅立ちの感情がついに芽生え始めました。
(おいおい🙄)

思い立ったら即行動!!
コロナ禍で異動や転職機会を足止めしていましたが、皮肉にもコロナ禍が自分の煮え切らない沸々とした日常からの脱却と再び自分の可能性を見出すべく働き場所の再考に繋がりました。
確かに年齢による制限はあるかもしれないがそんなの関係ない。まずは出来ることからやるだけです。
「やることリスト」
➡今年の1月に決断(妻とも相談済み)
2厚労省の教育訓練給付制度の申請と支給を受ける
➡3月にハローワークにて申請
3ケアマネ再研修を受け終了する
➡申し込み3月15日(すぐに募集枠終了)6月~7月研修実施
4法人内の異動打診
➡あれば良いが無ければ次へ
5履歴書・職歴書を作る
6転職サイト登録など転職活動を行う
7内定を勝ち取る
8退職
再チャレンジはケアマネです。
ケアマネの再登録と身分証発行は8月中になるかと思い、やることリストの以下を順次進めます。
転職サイトの活動を含めた思いなどは別の記事でUPしますね。
「出来る?可能性は?とかでは無く計画を持ってやるだけです!!」

まとめ
今回は6月にUP予定の【50代介護士学び直し】新しい高みを目指して再び自己価値向上に向けての行動でした。
この記事は7月現在再執筆したもので、6月時点では考え付かなかった思いや現在進行を加筆出来たのが良かったです。
学び直しの理由は人それぞれです
今後の進捗も定期的にUPします。
50代半ばから60代に向けて筆者の動きがどの様になるか分かりませんが、楽しみながら進んで行こうと思っています。
昨今ニュースや巷で聞かれる定年年齢延長や働き方改革、リカレント教育などについて筆者の今回の行動や考えが同年代、同業・異業種の方の参考になれば幸いです。
年齢を重ねこれまで培ってきた経験値や個人の可能性は生かされると思います。
新たな高みを目指して頑張るぞーーー😁
今回はここまで
最後まで読んで頂きありがとうございました
次の記事で会いましょう。
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