今回は世界遺産に訪れた内容になります。北海道には世界遺産は2か所あります。一つ目は知床そしてもう一つが今回紹介する函館周辺にある大船・垣ノ島遺跡群です。なお今回の記事はかなり長い記事なので分けてUPしていきます。
それでは本編です
🔵大船、垣ノ島遺跡までの道中
令和3年7月27日、第44回世界遺産委員会拡大会合(中国福州市/オンライン開催)において、
出典:北海道・北東北の縄文遺跡群 HPより
「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産一覧表への記載が決定
改めてこの出来事は今年です。決定を聞いて当初は”へーそうなんだ!!”程度の反応でした。
私はこれまで遺跡についてはさほど興味は無く、学生時代の社会科や地学で学んだ地層の勉強の時をさらっと思い出す程度でした。
そんな中、今回道南旅行を思い立って計画して、その際に立ち寄るリストに追加しました。
理由は
”世界遺産になった地区があるから見に行くベー”
訪れるきっかけはこのように軽い気持ちでした。
それでは今回訪れる場所の案内です👇 (道の駅ななえから垣ノ島遺跡までです)

私は48分所要のルートを選択しました。
道中駒ケ岳が眼下に広がり大沼公園も一望出来ます。更に進むと太平洋も見えて来て気持ち良く走れます。海岸沿いをのんびり車を走らせ、狭い路地を運転していると目が止まりました。
それがこちら👇

ここは臼尻です。バス停が気になった訳ではないですよ😜
グーグルマップによると近くに漁港があるようです。丁度疲れもあり休憩を兼ねて車から降りてみました。すると目の前に立派なお寺と立派な大木がありました。
(ちなみに丁度停車した所にローソンがあります)
‼おや!この木は?

覚王寺
曹洞宗のお寺です。そして大きなイチョウの木が目に飛び込みます。
イチョウについて、今から221年前の寛政12年(1800)覚王寺の前身である龍宮庵が創建された時からのものと推定されるようで、とても立派なイチョウです。
(写真から神々しい波動を感じます😲)

別角度からイチョウの木の様子。樹木全体からの枝ぶりに猛々しさを感じます。
イチョウの木の下手前にはお地蔵さんも見えます。

一つの幹から分かれているようです。 風雪に耐えて凛とした存在!改めて自然はすごいですね🤔
このイチョウの木を見ていると、何だか昔読んだ絵本のモチモチの木を思い出します。
それがこちら👇

モチモチの木を読むと、独特な世界観と絵が伝える何とも言えない「おどろおどろしさ」が子供の頃の私の胸に突き刺さりました。今こうして扉絵を見ているだけでも少年と木の対話が伝わってきそうです。
ちょっと脱線しましたが、こちらの場所には初めて訪れました。 旅をする上で初めて向かう道中にはこの様な新たな発見があります。臼尻に来てそう言えば今北海道の市町村数って何か所だったけ?と思い調べました。
道内は55の市町村が22に再編され、平成11年3月末時点で212(34市、154町、24村)あった市町村数は179(35市、129町、15村)となりました。
出典:道庁HP
現在の日本の人口は減少傾向です。北海道も札幌など一部の地域のみ人口増ですが、そのほとんどの市町村は人口減となっています。今後更に人口減が進むと、更なる市町村合併の可能性が有ります。
道内においても私の知らない場所はまだ沢山あります。旅などで訪れる機会が無ければこうしてイチョウの木との出会いも無く、覚王寺の様な名所旧跡も分からないままで過ぎてしまいます。
まとめ
”人の住む所に歴史あり”
今回の旅のテーマの一つになります😊
旅先には当たり前ですが、人が住んでいて歴史や生活の営みがあります。知らない場所から得る情報はひょっとしたら、「今後の人生に影響を与えるなんて」聞く話ですが、その出会いも素敵だと思います。
さて、一休みも終わり目的地を目指します。とは言っても、垣ノ島遺跡の場所を調べてみるとこの場所から5分位の場所にある様です。
11月は肌寒く下手すれば雪が降っている時期ですが、当日は晴れて心地よい気温。
周囲から潮風がかすかに香ります。
日頃の行いでしょうか、久々の旅行を神様が良しとしてくれているような気になりました。
今回は函館と言えばイカが有名ですが、実は「がごめ昆布」も有名です。この昆布函館周辺でしか取れない希少な昆布です。道民ならしている方多く、あの松前漬けの昆布もこれを使っています。



今回はここまでです。
次回は垣ノ島遺跡到着から遺跡散策の様子についての記事です。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
次の記事で会いましょう。
追伸:この記事は2022 11月18日に更新しました。
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